はじめに

当社は、非常用発電機のメンテナンスと並行して、人々の暮らしになくてはならない "水" に大きく関係する設備機器『ポンプ』のメンテナンス業務に携わっております。
ポンプ設備においては、上水(水道)・下水(生活排水)処理場、及び昨今増加傾向にある自然災害等による河川の氾濫を防ぐ、排水機場など、その全てが私達が生きていくうえで必須となっている重要な環境施設となっております。
私達エンジンドックは、水環境機器メンテナンスのリーディングカンパニーである『クボタ環境エンジニアリング』の協力会社として、共に歩んできた確かな信頼と実績を糧に、今後とも地域社会において、"水" と安心して向き合える環境構築を目指し、ポンプ整備に取り組んでまいります。

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/ 主な取り組みポンプ施設 /

地域密接のライフラインを守ります。

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浄水場  
河川から取水した水や地下水などを浄化・消毒し、上水道へ供給するための水道施設。
下水処理場
下水道の汚水を浄化し、河川、湖沼または海へ放流する施設。
排水機場 
大雨による農地や農業用施設などへの水害を未然に防止するために排水ポンプを運転して雨水を川や海に強制的に排水するための施設。
ポンプ車 
河川の氾濫により住宅地が浸水、及び道路が冠水した場合に速やかに駆けつけ、排水作業を行う車。


/ 保守メンテナンスについて /



定期点検
高い品質を誇るポンプも、長年使用し続けることで少しずつ摩擦し、やがて部品の劣化により十分な性能が発揮できなくなります。定期的なメンテナンスにより部品の消耗度をチェックすることで、重大な不具合に至る前に修繕箇所を認識でき、ポンプを常に健全なコンディションに保つことができます。

『点検整備一例』

IMG_2481.JPG油量確認

IMG_2502.JPGベルト張力確認

IMG_2477.JPGカップリングゴム摩擦点検

IMG_2518.JPG遠心クラッチライニング点検



機器整備
ポンプ設備が必要な時に確実に起動し、本来の性能を発揮するには日常のメンテナンスに加え、定期的なオーバーホール(総分解整備)による機能維持が重要となります。
ポンプ自体を総分解した状態で、各部品の『点検』『清掃』『補修・交換』『再塗装』を行った後、再度組み上げ、ポンプをリフレッシュ状態へもっていきます。

『分解整備一例』

IMG_20181221_125001.jpg総分解後

PC200478.JPG静バランス点検

RIMG7886.JPG主軸ぶれ計測

IMG_20181221_110113.jpg整備後スリーブ再挿入


PC250484.JPG羽根車溶射補修

RIMG7856.JPG羽根隙間計測

PC120399.JPG4層塗り直し後

PC250491.JPG膜厚測定

auto-AWncNx.jpg『再組立て完了』


エンジンドックにおけるメリット

ポンプ設備においては、ディーゼルエンジンを動力源とするケースがあります。その際には当社の強みとして、
ポンプ設備とエンジン部分を 『一括』 でメンテナンスすることが可能となります。窓口を "一社" で統一することで、スケジュール調整やコスト面で大きなメリットをご提供できます。


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